静岡発!タルトの名店「キル フェ ボン」が贈る 静岡の新鮮フルーツをたっぷり使った期間限定メニュー
フランス語で「なんていい陽気なんだろう!」を意味する「キル フェ ボン」。タルト専門店として静岡市葵区七間町で生まれ、1991年に一号店がオープン。現在は、仙台、東京、大阪、京都から福岡まで、全国10店舗で展開しています(2018年12月時点)。店内には、厳選した旬のフルーツをふんだんに使った、彩り豊かなタルトが常時20種類ほど並びます。
静岡産のフルーツを使ったタルトも人気なキルフェボン。その味わいの魅力について、広報担当者に話を伺いました。
世界一のケーキ屋を作ろう!とタルト専門店が誕生
そもそも、全国的にも有名なタルト専門店が静岡で誕生したのはなぜだったのでしょう。
キルフェボンを運営するラッシュ株式会社は1986年に創業し、もともと静岡で雑貨店やレストランバーを展開、最初からケーキ屋を営んでいたわけではありませんでした。
「きっかけは、雑貨店の商品の買い付けに行ったロサンゼルスでのこと。創業社長が“街で一番おいしい”と勧められたケーキを食べたところ、期待していたほどの感動がなかったそう。あらゆる分野で世界一とされていた当時のアメリカ、これよりも美味しいケーキを作ったら世界一になれるのではないか!そう考え、どこにもないケーキを作ろうと動き出したのです」
当時まだ国内でも珍しかった“タルト”にしたのは、丸く大きなタルトというキャンパスに四季折々のフルーツをたっぷり飾ったスタイルが魅力的だと思ったから。「お母さんが庭で摘んできた季節のフルーツで作るような、あたたかみのあるタルトを提供したい」と、彩りもこだわったタルトが生まれたそうです。
静岡産・旬の味をぜいたくに楽しむ
四季折々のフルーツを使ったものや、シーズンイベントに合わせたタルトを提供しているキルフェボン。世界各地からさまざまなフルーツを集め、それを活かすようにタルト生地やクリームなどを組み合わせているといいます。
「例えばタルト生地は、味や食感、形が違うものが全部で約70種類あります。同じカスタードクリームでも、ジャムやサワークリームを加えるなどして、そのメインとなる食材に合う最適なものを選び、開発しています」
温暖な静岡が育てた旬の味も、ぜいたくに取り入れています。
「冬から春にかけては、大粒で甘みと酸味のバランスの良いイチゴ“紅ほっぺ”を使用した【特選 静岡県産 紅ほっぺのタルト】や、宝石のような輝きで上品な香りのするイチゴ“きらぴ香”を使用した【静岡県産 きらぴ香のタルト】、初夏には静岡生まれのさわやかな香りが特徴の柑橘“メイポメロ”を使用した【静岡県産 メイポメロのタルト】などを提供しています。その時期しか味わえない甘み、口に広がるみずみずしい果汁を楽しめますよ」
○特選 静岡県産 紅ほっぺのタルト
○静岡県産 きらぴ香のタルト
○静岡県産 メイポメロのタルト
また静岡店限定で、毎年5月末~6月頃に【静岡市長田産 桃のタルト】を提供。早出しの桃として知られる静岡市長田産の、甘くてジューシーな桃を使用しています。
「静岡県にはイチゴや柑橘をはじめ、豊かな自然と恵まれた環境で育ったさまざまな食材があり、見た目も味も良い魅力的なものばかりです。さらに静岡県内の店舗では、県内でその日に採れた新鮮なフルーツを使ってその日にタルトを作ることができます。2018年には、その日の朝採れ完熟イチゴを使用したタルトを静岡店限定で販売し、大人気商品となりました」
○静岡市長田産 桃のタルト
味はもちろん、見た目の華やかさで食べる前から幸せな気持ちになれるキルフェボンのタルト。静岡に遊びに来た際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
所在地:〒420-0032 静岡県静岡市葵区両替町2-4-15
TEL:054-205-5678
営業時間:
【shop】11:00〜20:00
【cafe】11:00〜20:00(19:30L.O.)
ホームページ
http://www.quil-fait-bon.com/shop/?tsp=5