【キャンプ・グランピング特集!第二弾】 静岡なのにバリ気分!? 驚きの楽園「グリーンヴィレッジ川根」
静岡県のほぼ真ん中。9割が森林という静かな山あいの川根町に、癒しの楽園・バリをモチーフにした驚きのスポットがあるのをご存知でしょうか?
「グリーンヴィレッジ川根」は知る人ぞ知る、おしゃれなキャンプ場。大きなプールの周りに可愛らしいコテージが並び、まるで海外旅行を旅しているような気分を味わえます。
「静岡に、こんな場所があったなんて……!!」と言いたくなります。
「グリーンヴィレッジ川根」は、たくさんのキャンパーたちが訪れ、川遊びやBBQを満喫する穴場のアウトドアスポット。
夏はプールが無料、コテージも充実していて、全室、冷暖房完備でバス・トイレ別という充実っぷり!元気になって、癒される、スローな楽園です。
オーナーは、バリのすべてが好き!という、生粋のバリ好き井原和美さん。2017年7月、緑豊かなこの地に、バリをモチーフにした施設「グリーンヴィレッジ川根」をオープンさせました。
あの手この手で、バリ感を演出しているので、すみずみまで楽しい!たとえば、受付を行う管理棟は、バリ島のホテルやスパでよく見かける石像がお出迎え。到着してすぐに、ゆる~くリゾート気分を味わえるのが「グリーンヴィレッジ川根」なんです。
冒頭でもちらっとご紹介しましたが、特筆すべきは16m×8mの大きなプール。夏は無料で開放していて、ゲストはパシャパシャし放題。
深いところと浅いところの2種類があり、大人はもちろんのこと、子どもたちも安心して水遊びができます。
こだわりは、コテージにもぎっしりと詰め込まれています。プールの周りには、6つのコテージとトレーラーハウスが1つ。それぞれ考え抜かれたデザインになっていて、見応えたっぷりです。ぐるっとプールの周りをお散歩しながら、バリに思いを馳せるのも楽しいひとときです。
オーナーの井原さんは、建築やリフォーム関連の会社も営んでいる、家造りのスペシャリスト。建材はほとんどバリ島から輸入して、構想から設計・施工にいたるまで、大工さんの手を借りながら自身で行っているそうです。
壁や床材は、インドネシアの船や橋を解体した古木をリメイクしたもの。つるの植物を編み込んだランプカバーや、網代(あじろ)柄のクロスが使われていて、ぐっとアジアンリゾートらしい雰囲気を演出しています。
ちなみに筆者が泊まったのは、コテージ「D」でしたが、バスルームの壁紙の可愛さと言ったら……!!鼻歌まじりに入浴したくなる、おしゃれでレトロな雰囲気がたまりません。
コテージは、どこを撮っても絵になります。プレミアムな光景を写真に収めて、SNSにアップすれば、「ここ、海外?ほんとに静岡?ウソでしょー!!」と話題になるかも……!
プールサイドには、味のある木製ブランコやバリから輸入したハンモックが置かれています。これも全部、井原さんの手作り!「ゲストに楽しんでもらいたい」そんな熱い心意気が伝わってきます。
夏雲に真っ青な空もステキですが、幻想的な夕暮れ時の空も見逃せません。ピンク、紫、オレンジ……。魔法にかかったような淡い光が優しく心に響き、トゲトゲした心を和やかに癒してくれます。
プールでたっぷり遊んだ後は、プールサイドで炭焼きBBQタイム!事前に申し込みをしておくと、BBQの食材も用意してくれます。
メニューは、お肉セットと海鮮&お肉セットの2種類。「とにかく、お肉をたくさん食べたい!」という方は、お肉セットがおすすめ。国産の牛・豚・鶏の“肉オールスターズ”を一度に楽しめますよ。
BBQに欠かせないビールも、管理棟で購入できます。汗をたっぷりかきながら焼いたお肉と一緒に、キリッと冷えたビールをゴクん……。このビールが、とてつもなく美味しいんです!
海鮮&お肉セットは、伊勢海老やアワビ、ハマグリなど豪華な食材をこれでもか!と盛り込んだラインナップ。海のある静岡っ子も虜にする美味しさです。
夜の闇に包まれる頃、コテージ「A」と「B」の間の通路が、イルミネーションで彩られます。このイルミネーションを毎日楽しめるのも「グリーンヴィレッジ川根」の魅力。
さらにこの通路を歩いていくと……。
ブルーの電飾をまとった、美しい吊橋が現れます。長さは10mほどと短いものの、夢と魔法をかけられた吊橋は、とってもフォトジェニック!昼間とはまた違った、ロマンチックなシチュエーションを楽しんでください。
お楽しみは、まだまだ尽きません。「グリーンヴィレッジ川根」は、大井川の支流・身成川のほとりにある施設。土手に作られた階段を降りると、すぐ河原に出られます。身成川は上流にダムがないため、水が濁りにくく、「こんなに綺麗なの!?」とビックリするほど透明度が高いんです。
大人になった今だからこそ、自然の中で自分を開放するのって大切。靴を脱いでじゃぶじゃぶ川に入れば、清々しくすっきりとした気持ちでリフレッシュできますよ。
週末にはキャンプファイヤーが行われたり、不定期でアコースティックギターや三線のライブも開催される「グリーンヴィレッジ川根」。大井川鉄道からも近いので、旅心をくすぐる蒸気機関車(SL)で向かってみるのも良いかもしれません。温泉好きなら、トレインビューが楽しめる「川根温泉」もぜひお忘れなく!
(施設情報)
グリーンヴィレッジ川根
住所 〒428-0103 静岡県島田市川根町身成4856
電話番号 090-3938-8015
http://www.ne.jp/asahi/greenvillage/kawane/