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【サウナ・温泉特集 ~第一弾~】青空の下でととのう! 自然豊かな里山に佇む古民家サウナ「sauna MYSA」

昨今のサウナブームにのっかり、「サ活」を行う“サウナー”が増加中。

新しい施設も続々と誕生し、サウナの楽しみ方の幅もグーンと広がりをみせています。

さらに最近では、青空の下で「サウナ」を楽しむ、“アウトドアサウナ”が話題になっているのをご存知でしょうか?

 

2021年10月オープンの「sauna MYSA(サウナ ミーサ)」は、自然豊かな静岡市の足久保エリアに位置する、こだわりのアウトドアサウナ施設。(男女共用・水着着用)

古民家を活かした休憩所のほか、ロウリュウ※ができるテントサウナや大きな水風呂もあり、非日常な時間を過ごすことができます。

今回は美しい里山に囲まれた癒し空間で、心と体を開放する極上のリラックス体験をしてきました。

 

※ロウリュウ:フィンランドに伝わるサウナの入浴法の一つ。熱したサウナ用の石に水をかけて水蒸気を発生させることにより、体感温度を上げて発汗作用を促進する効果がある。

新東名高速「新静岡IC」から車で約10分。

静岡茶の発祥の地・足久保エリアに「sauna MYSA(サウナ ミーサ)」はあります。

 

周囲はお茶畑が広がり、のどかな雰囲気。お茶畑のグリーンも、開放感あふれる里山の景色も、目に映るものすべてが非日常的。

ゆったり自然体で過ごせるこの場所は、休日のプチトリップにもってこいのロケーションです。

 

県道205号沿いの駐車場に車を停めて、脇道を歩くと、自然に溶け込むように佇む古民家が現れます。

大きな看板はなく、のれんの下に置かれた「サウナ ミーサ」の灯りが、開店のしるし。

まさに隠れ家といった雰囲気で、入る前からワクワクが止まりません!

 

中はどうなってるんだろう?のれんをくぐって、一歩足を踏み出すと……

 

四季折々の緑に癒されるお庭が出現!

庭先には、テントサウナが2台。さらに外気浴を楽しむための「ととのい椅子」が並んでいます。

耳を澄ませば、聞こえてくるのは木々のざわめきや鳥の鳴き声。

透き通った空気に包まれ存分にリラックスできる空間です。

 

そして庭には、大きな水風呂を完備。その圧倒的な開放感に驚きます。

また、すぐ隣には、おひとり様用の樽の水風呂を2つ完備。

ここなら他の人の視線を気にせず、ゆっくり水風呂に入れます。

 

さらに、こだわったのは“水”です!

「sauna MYSA」では、安倍川水系の天然地下水を贅沢にかけ流し。

水質はトゲトゲしい感じがいっさいなく、やさしく包み込まれるような柔らかさです。

 

なんと室内にも別に水風呂を完備。

女性限定にはなりますが、パウダースペースもあるため、こちらでヘアセットから、メイクまで、すべて身支度を整えられます。

 

それでは、サウナの利用方法を御紹介します。

まずは受付で、2時間制(2000円 税込)かフリータイム(3300円 税込)、どちらかを選びます。

ロッカーの鍵とタオルを受け取り、更衣室で持参した水着に着替えます。

 

あっ、水着を忘れた!という人でも大丈夫。水着、ポンチョ、サウナハットはすべて無料で貸し出し可能です。

スタッフさんは、店長の遠藤さんはじめ、みなさん気さくでフレンドリー。

分からないことがあれば、どんな質問にも優しく答えてくれます。

 

サウナグッズはレンタルもできますが、気に入ったものは購入も可能。

 

着替えを済ませて、サウナハットをかぶったら準備OK。さあ“サ活”のスタートです!

サウナテントは、断熱性抜群のロシア製「MORZH(モルジュ)※」を採用。

温度が低い90℃のテントと温度が高い110℃の2つがあり、どちらもロウリュウが楽しめます。

 

※MORZH:マイナス20℃以下の環境でも熱いサウナに入るために開発されたロシアのテントサウナブランド。現時点で世界“最熱”と言える高い機能性、初心者でも扱いやすい構造が魅力。とにかく熱い蒸気浴を好む本場のサウナーが絶賛する新鋭テントサウナブランドとして人気を集めている。

 

今回は思いきって、110℃のテントへ突入!

最大8名まで入れることもあり、中は広々しています。

入口のファスナーを閉じると、すぐにモワッとした熱気が全身を包み込み、身体の芯から極熱状態。

 

……でも、これが気持ちいい!

 

薪ストーブで暖められた熱は、ジリジリ痛いような熱さではなく、芯から優しく温めてくれます。

「sauna MYSA」では、「熱いのを我慢してほしくない」という理由から、あえてタイマーや12分時計(サウナ用)をテント内に置いていません。

自分の体調に合わせて気持ち良く汗をかき、火照った体を休ませればOK。

ちなみに、背中の真ん中が熱くなったタイミングで、出るのがオススメだそう。

 

テント内に用意されている水をサウナストーンにかけると、バチバチッッッ~!!!と音を立てながら、あっという間に水分が蒸発。

軽くロウリュウしただけで、悶える熱さにたちまち体中から汗がポタポタと落ち始めます。

普段は、汗をかかない指先からも汗が吹き出し、驚きました。

 

汗をたっぷりかいた後は、汗を洗い流し、水風呂へ!

水風呂の温度は季節によって変わりますが、この日は水温15℃ぐらい。

入ってしばらくすると、体の熱と水の冷たさが絶妙なバランスで調整されていきます。

なにより柔らかな地下水は、肌ざわりが良く軽やかです。

 

水風呂から上がり、ポンチョを着たら、お待ちかねの外気浴タイム。

「ととのい椅子」に座って、心地よく通り抜ける風を五感で感じていきます。

 

なんだか意識がポヤ~んとして、良い感じ。

 

サウナーたちの究極の楽しみ「ととのう」を実感できた気がしました。

 

サウナ後に、古民家を活かした休憩所でくつろげるのも「sauna MYSA」ならではの魅力。

室内には、樹齢100年以上の木材や古材があしらわれています。

味のある佇まいは、ほっこりとした気分にさせてくれます。

 

休憩所は、360度ぐるっと廊下になっていて、風が全体に回るように工夫されています。

ぽかぽか陽ざしが気持ち良い縁側は、庭を眺めながらくつろぐのにぴったり。

 

さらに、サウナを利用する人は、ホットコーヒーが無料で飲み放題!

コーヒー片手に縁側に座ってリラックスタイム。なんとも至福のひとときです。

 

週末限定の「サ飯」は、手作りカレー。

スパイスの香り高いカレーには、野菜のうま味がぎゅっと詰まっていて、スプーンが止まりません。

やわらかく煮込まれた豚肉もごろごろ入っていて、食べ応えも十分です。

 

芋好きの方は、「ととのいも※」をお試しあれ!

「ととのいも」とは、蜜が出るまで低温熟成した焼き芋のこと。

サウナとかけて、「ととのいも」という名前がつけられました。

 

食べてみると、蜜がたっぷり。しっとり甘くて、サウナでととのった身体に沁みる味わいです。

冬は温めて、夏は冷やして楽しめるので、季節を変えて楽しみたいですね。

 

※通常営業日に限定販売。売り切れ次第、終了。

 

「自然×テントサウナ×古民家×グルメ」の癒しで、来る人を虜にする「sauna MYSA」。

 

週末になると、県外からわざわざ足を運ぶファンもいるのだとか。

最近ちょっと疲れたな、すっきりしたいなと感じたら、ぜひ足を運んでみてください!

 

 

(施設情報)

古民家サウナ「sauna MYSA」

〒421-2124 静岡県静岡市葵区足久保口組舟沢1620-1

TEL:054-297-5337

公式サイト:https://sauna-mysa.jp/

Instagram:https://www.instagram.com/saunamysa/

 

営業時間

月曜日 10:00〜18:00 水〜金曜日 14:00〜22:00 土・日・祝日 10:00〜18:00 、火曜定休

※18歳以下の方はご利用できません。

※毎週日曜日は親子サウナ 小学生以上ご入店できます。

※ご予約は受け付けておりません。当日来店いただいてのご案内となります。

※雨天・荒天時は休業の可能性があります。Instagram・HPをご確認ください。